【愛育病院】切迫早産で落込んでいた私を救った先生の一言

B!

こんにちは。Bilingualママのソフィアです。

今回は、切迫早産で精神的にダウンしていた私を元気づけ立直らせてくれた愛育病院の先生の一言をご紹介します。
「病は気から」と言いますが、私はこの一言で救われました。
そして文字通り、気持ちがアップして精神的にも落ち着くことが出来、元気になっていったのです。

あの時の先生の一言がなかったら、ネガティブスパイラルに落ちるとどこまでも落ちていく自分の精神状態はどうなっていたかと今振り返っても怖いです・・・

今まさに、切迫流産や早産で大変な思いをされている妊婦さんやご家族のお役に立てれば幸いです。

2回の妊娠中、2回とも切迫早産になる

私は2回出産しているのですが、2回とも切迫流産と切迫早産になりました。

1人目の妊娠

1人目の時は自宅での絶対安静でした。

安定期に入ってすぐの妊娠5ヵ月頃にお腹が石のように硬く痛くなったことから私の切迫早産は始まりました。

1週間安静にしていれば治るのかと初めは軽い気持ちでいたのですが、石のように固くなってしまったお腹はとりあえず普通に戻ったとは言え、子宮頸管の長さが戻らず、結局そこから自宅安静→自宅絶対安静となりました。

 

私は高齢出産のため、只でさえ無事に出産までたどり着けるかとても心配だったのですが、不安が不安を呼び精神的にも落ち込み、それも恐らく原因となり結局出産間近まで寝たきり生活は続きました。

トイレと食事以外の時間は殆どベッドの上で過ごし人にも会うことがないのでほっとする反面、楽しみにしていた初めての赤ちゃんのお洋服や育児グッズなどを買いに行くことも出来ず全てネットショッピングで済ませました。

 

DINKSと独身女子の友達が多かったこともあり、妊娠・出産・育児の情報が乏しすぎて、何を揃えたら良いのか、スリングや抱っこひもの違いなどさえ知らず、途方に暮れていました。
また、極度の心配性の私はいつ流産するのか、早産するのかと怖くて落込むことも多かったです。

気持ちが少しずつ持ち直してきたのは胎児が2キロくらいになった頃でしょうか。

これなら、万が一生まれてしまっても何とかなりそうだ・・と思うことが出来、少し気持ちが軽くなったのを覚えています。

 

2人目の妊娠

1人目の時は仕事が忙しかったこともあり、それが切迫早産の原因だと捉えていたのですが、何と仕事をしていなかった2人目の時も切迫流産になってしまいました。やはり子宮頸管の長さが3cmギリギリになり、またしても自宅安静です。

 

1人落込んでベッドの上で動画を見ていれば良かった1人目の時とは違い、上の子のお世話をしながら何とか生活を回していかなくてはいけない。
正直、とても焦りました。

 

元々は独立心が強い上の子でしたが、下の子を妊娠した頃から精神的に少し不安定になり愚図ることや抱っこをせがむことが多くなってきていた頃です。
切迫になると、なるべくお腹への負荷を減らすため、上の子の抱っこは控えなければなりません。

しかも当時旦那さんは仕事が一番忙しい時期で、悲壮感溢れる雰囲気で毎日出社していたのでアテにも出来ませんでした。
朝は6時過ぎに家を出て、夜中の12時近くに帰宅する毎日だったため、育児どころか顔を合わせる機会も少ないほど。

そんな状況だったので、なんとか入院だけは免れたいと日々願いながら生活をしていたのです。

 

お母さんのいらいらや不安は子供にも伝わります。
申し訳ない気持ちでいっぱいとは言え、こちらも人間なので不安を感じるのを止めることが出来ません。

 

とにかく、妊婦である私への負荷を減らすことを考え、家事や保育園の送迎など外注できることは全て外注しました。

外注にはお金もかかりますし想定外の痛い出費でしたが、せっかく授かった胎児の命の方がもっと大事です。
ここは節約するところではない、生きていくための必要経費だと割り切り、何とか子宮頸管の長さを3cmギリギリ保っていました。

個人差がありますが、体質としてどうしても子宮頸管の長さを保てない妊婦さんもいるようで、私はそのカテゴリーの人間らしいです。

 

私を救った担当医の一言

そんな妊婦生活を送る中、愛育病院の妊婦健診に通っていたのですが、私がいつも診てもらっていた先生はとても優しい先生でした。

もともとは、港区麻布にある愛育クリニックに通っていたのですが、そこから紹介を受けた先生です。

ある妊婦健診での出来事

ある日、いつものように妊婦健診を受けていたときのこと。

先生に子宮頸管の長さを毎回測って頂いてたのですが、私は3cm前後をうろうろしています。

週数にもよりますが、まだ妊娠5-6ヵ月だと子宮頸管の長さは4cm~6cmが正常なようです。

それが、3cm代前半になると自宅安静。2.5cmをきると入院を促されます。2cmをきると入院中も絶対安静(あくまでも目安ですが)

 

私は、いつも2.8cm~3.3cmくらいをうろうろ。入院はしなくても良いけど、自宅安静レベル。

愛育病院での妊婦健診が数回目の時に、先生がのんびりと一言。

 

「う~ん。子宮頸管って大抵3cm位になるとそのまま短くなっていく人もいるんだけど、たまに最後の3cmが強い人もいるんだよね~。
ソフィアさんは恐らくこの3cmが強い人なのかも。今後短くならないかもしれないね~

 

・・・・・・・「本当ですか????これ以上短くならないかもしれないですか???そしたら入院もしなくて良いですよね????」

 

別に、今後子宮頸管が短くならないという保証もないですし、先生は感想を述べられただけなんですけどね。

でも、この一言で私は大分気持ちが上向きになりました

子供の頃から体力はないし、1人目の妊娠・出産・育児生活は涙なしでは語れないほど結構壮絶だったので、私の中で妊娠生活は楽しくないもの位置づけられていました。

そのため、「今後も私の子宮頸管は短くなって最悪入院生活になり、そしたら上の子のお世話はどうなってしまうのだろうか・・・」と漠然と落込みながら日々不安に思っていた私に希望の光がさしました。

 

宗教チックな表現ですが、そして私は無宗教ですが、文字通り「一筋の希望の光☆」が見えたのです。

 

私は落込みやすいですが、きっかけがあれば立直るのも早いです。

先生の一言で、私の子宮頸管は最後の3cmが強いんだ!!これ以上はきっと短くならないに違いない!」と何の根拠もない自信が生まれました

まったく何の根拠もないんですけどね笑。
今自分で当時を振り返り、記事を書いていても驚きますが、自信が生まれると人間ってすごいですね 笑。

 

この根拠のない自信が、文字通り落込みがちだった私を立直らせてくれて、その後の子宮頸管の長さにはアップダウンもありましたが、人様の助けを借りながら何とか入院しないで出産までたどり着くことが出来ましたのです。

先生は何気なく言われた一言なのでしょうが(まさか私の性格を見抜いていたのかしら?そしたら先生神様だわ~)、妊婦一人とその家族を救ったのでした。

 

まとめ

切迫早産で落込んでいた私を立直らせてくれた愛育病院の先生の一言をご紹介しましたがいかがでしたか。

 

昔から「病は気から」といいます。

この言葉の意味をこの時ほど深く理解したことはありません。

切迫早産になると妊婦さんだけでなくその家族も大変です。
精神的にも時には経済的にも負担がかかります。

 

それでも、赤ちゃんが無事生まれてくるように日々頑張るお母さんは本当にすごく偉いんです
今の妊婦さんは家事、育児更に仕事もしながら生活している方も多いですしね。

 

「病は気から」と分かっていても、そう簡単に気持ちを上向きにするのって難しいですよね。

でも、もしかしたら、あなたの子宮頸管も最後の3cmが強いかもしれませんよ^^

 

さあ、ゴールまでもう一息です!
もう一踏ん張りして、元気な赤ちゃんを産んで下さいね。

少しでも落込みがちな切迫早産中の妊婦さんのお役に立てれば幸いです。

(ちなみにこの私の愛する先生のお名前は・・・内緒だけど・・・タ○ダ先生でした・・・)

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