育休中でも住宅ペアローンの仮審査に通った!銀行選びや申込時のポイントまとめ

こんにちは。バイリンガルママのSofiaです。

今回は育休中でも住宅ローンの仮審査が承認されたので、銀行選びや申込時のポイントをまとめました。

住宅ローンを借りたい方、妊活中の方、妊娠中の方、ご自身が育休中の方、パートナーが育休中の方に是非読んでほしい記事です。

育休中でも家探しはするの?

住宅ローンを借りるからには欲しい不動産があるのが大前提となります。

しかし、「育休中は赤ちゃんの世話に追われているので新居を探す暇なんてないよ」と思われる方も多いかも知れませんね。実際私も第一子の時はそう思っておりました。毎日をやり過ごすのに精一杯で、家探しをする気力も体力も発想さえもありませんでした。

しかし、人生何があるか分かりません。

育休中でも新居が欲しい理由
・想定外に家族が増えてしまって今住んでいる家が手狭になる人もいるでしょう。(←我が家のパターン・・)
・育休中にパートナーの仕事が変わり社宅を出なくてはいけない
・ずっと住みたいと思っていたエリアで運命を感じる家に出会ってしまった
・復職後は育児と仕事の両立で忙しくなり家探しをする時間が無くなるので、育休中にどうしても新居を買いたい

育休中でも新居が欲しい理由は様々ですが、多くの人に共通するのは現金一括では買えないという点です。

 

ちなみにこれを読んで「いや~、うちは現金一括なんだよね~へへへ」という方はこの記事を読む必要が無いですよ 笑! 現ナマもって、銀行まで走っちゃって下さい!

育休には住宅ローンは借りられないの?

多くの人は新居を購入する際住宅ローンを利用しますが、育休中は(給付金は貰えても)給与が無いので住宅ローンの審査に通り辛いと一般的には言われています。

 

それはそうですよね。銀行など、お金を貸す側の立場から考えれば「今収入が無い人にお金を貸しても果たして返済して貰えるか分からないから、なるべく貸したくないな・・・」というのが本音でしょう。

しかし、世の中は変わってきています。
働く女性が7割を超えている今の日本。既に育休中にローンを組みたい人も出てきています。今後はもっと増えるでしょう。

 

育休取得後に多くの女性が復職することが実績となれば、銀行も育休中の女性を貸出先として視野に入れてくるはずです!!

 

と、心を込めて書きましたが、現在は確かに全ての銀行で育休中の女性にお金を貸してくれるわけでは無いのも事実です。しかし貸し出してくれる銀行もあります
実際に私も審査にとおりましたので、次の章で紹介します。

 

私が育休中に仮審査を申込んだ銀行

私は以下の2行に仮審査を申込みました。(両行ともペアローンなので旦那さんも申込んでおります)

じぶん銀行

こちらは、KDDIと三菱UFJ銀行が共同出資する日本のインターネット銀行です。インターネット銀行のため借入金利が安い傾向にあります。
そして育休中の女性への住宅ローンにも理解があると聞いていたのですが、私の場合は承認されませんでした
じぶん銀行の住宅ローン

 

住宅ローンに実際申し込んだ感想

まず、電話で問い合わせたとき、若干面倒くさそうな声をした女性に対応され残念な気分になりました。
また、じぶん銀行の住宅ローン仮審査の結果は即日回答なのですが、仮審査の多くの部分は機械が行っている印象を受けました。(インターネット銀行のため会費削減なのでしょうか・・?)
そして「現在育休中です」等と記載する備考欄やコメント欄が無かったので、自分の現在の状況を伝えることが出来なかったのが残念です。

 

みずほ銀行

大手の都市銀行で、日本屈指のメガバンクですね。
こちらも育休中の女性の住宅ローンにも理解があると聞いていたので申込みました。そして承認されました。
→みずほ銀行の住宅ローン

住宅ローンに実際申し込んだ感想

さすがメガバンクと思わせる教育の行き届いた行員とのやり取りは正直気持ちが良かったです。
そして、「現在育休中です」などと記載する備考欄もあり申込後も担当者と電話で話す機会があり、今の自分の状況をしっかりと伝えることが出来たのが有り難かったです。

結果が出るまでには数日かかりましたが、仮審査でも機械だけで無く人が対応している印象を受けました。(勿論、その分金利が若干高くなりますけどね 😊)

住宅ローンに申し込んだ感想

申込むまで知らなかったのですが、住宅ローンの申し込みは、打ち込む情報量が多いので結構大変でした>< 育休中だと子供が寝た後かお昼寝中に対応する方が多いですよね。どちらにせよ夜の授乳や子供の世話で寝不足な方が多いでしょうから、時間の確保と集中力を保つのが難しいかも知れません。眠いと打ち間違えも多いですしね(私も何カ所か間違えて、銀行から確認の電話が入りました><)

そんな方は、シミュレーションから申込みまで一括で可能なサイトを利用するのが良いですね。自分で申し込みたい銀行も選べますしシミュレーションだけすることも出来ます。お申し込み途中で子供が愚図っても、入力した情報が保存されるので安心です
【住宅本舗】まずはシミュレーションから

育休中でも住宅ローンが借りやすい銀行

不動産会社の知人に確認したところ、一概には言えませんが一般的に育休中の住宅ローンはインターネット銀行だと承認されない確立が高いそうです。

それでは、どの銀行なら育休中でも住宅ローンが借りられるのでしょうか。不動産会社の知人と私の実体験から以下が借りやすい銀行です。

1.自分のメインバンク

銀行側は、育休中であるか否かに関わらず返済能力が無い人にはお金を貸したくないですよね

自分のメインバンクとして利用している銀行だと、住宅ローンの審査をする際に今までの給与・賞与の入金額とそれらが滞りなく毎月振り込まれているか等を確認できます。また、引出額やカードの引落し額等の出金額と、要は銀行口座のお金の全ての流れと預金額の推移を簡単に把握出来るわけです。
つまり、長年にわたりきちんと給与が振り込まれている事実があれば、大きな信用にも繋がるので結果住宅ローンにも通りやすくなります。

外食する際のお店でも、一見さんだと「この人はどんな人だろう・・・」とお店に思われますよね。それが馴染みのお店に行けばどんな人か分かっているので付けがきくのと同じ感覚です。

 

逆に、借入額の方が常に多かったり、キャッシングの返済が滞っていると「返済能力が低い」と見なされ住宅ローンが借りられないので注意が必要です。

2.メガバンク

比較的人員に余裕があるので住宅ローンの審査を丁寧に対応してもらえる可能性が高いです。
その分少し金利が高い傾向にありますが、まずはインターネットから仮審査を申込めるので申込んでみるのも手ですね。

ただし、以下4行に実際に電話で確認したところ、一番「育休中の人にも」感じが良かったのはみずほ銀行でした(ちなみに私はみずほ銀行の関連者ではありません!)

三井住友銀行の住宅ローン(育休中でも事前審査をインターネットから申込可能。但し必要書類が多く手間がかかる)
みずほ銀行の住宅ローン (育休中でも事前審査をインターネットから申込可能)
三菱UFJ銀行の住宅ローン(育休中は①近くの支店に問い合わせるか②インターネットで事前審査申込後に担当部署に自分で電話して相談するかの2択です)
りそな銀行の住宅ローン(住宅ローンの相談には乗るが融資の実行は復職後になるのが、全店舗の共通ルール)

3.近所の地銀・信金・労金

地銀や信金は地域密着型の営業スタイルなので、常に近所でお取引が出来るお客様を探しています。
また、地域の活性化も営業目的の一つなので、近所のお客様には柔軟に対応してくれる可能性が高いです。その為、電話か支店に足を運び確認するのがオススメです。

特に労金は民間の銀行とは異なり営利目的の企業ではありません。
私は今回申し込みはしませんでしたが、金利も他の銀行と変わらないですし、事務手数料が安い上に繰上返済手数料もゼロなので、次回は候補の一つとして考えています。
ろうきん

育休中の女性が住宅ローンを選ぶ際のポイント

銀行選び

「来月復職だし問題ないだろう、この銀行には貯蓄があるから問題ないだろう、知人が働いているから大丈夫だろう・・・」と思っていても何があるか分からないのが住宅ローンの審査です。思いもよらない結果が出て非承認になり、欲しい物件を逃しては意味がありません。
忘れてはいけないのは住宅ローンに通るのが目的では無く、通って物件を手に入れるのが目的ですからね^^
そのため、同時にいくつかの銀行に申込むことをオススメします。

申込む際は、銀行の中でもバリエーションを持たせて申込むのがオススメです。

例えば・・・
①自分のメインバンク→銀行側が審査する際に今までの給与・賞与の入金額や、カードの引落し額等の出金額と口座の流れと預金額を簡単に把握出来るため。
②メガバンク(みずほ銀行が個人的にはオススメ)→比較的人員に余裕があるので丁寧な対応を期待できるため
③近所の地銀や信金 →近所のお客様を常に探しているので、銀行側も柔軟に対応してくれる可能性が高いため
④インターネット銀行 →金利が安く結果が早いため、人気物件を購入したい場合はスピードを重視したいため

申込むときに

以下事項はしっかりと書き込みましょう。もし書き込む備考欄などが無ければ、申し込み後にフリーダイヤルに電話をかけて自分の状況を伝えるのも大切です。

申込時に銀行側に伝えたいこと
1.現在自分が育休中であること
2.復職する意思があること
2.復職時期(保育園が見つかる見込みや認証保育園・認可外保育園を抑えているならその旨も必ず伝えましょう)
3.復職前の給与水準(年収や月収など)

必要書類

仮審査時点では不要ですが本審査の債に必要な書類です。銀行によって異なりますが、最低限揃えておきたい書類は以下になります

本審査に必要な書類

1.過去数年分の源泉徴収票(特に育休前の一年間フルで働いていた時の源泉徴収票)

2.過去数ヶ月~1年分の給与明細

3.他資産に関する書類(もし他に不動産などを所有しているならその登記書類等)

 

その他の借入れをなるべく減らすこと

これは育休中の女性に限りませんが、他にも借入れがあると住宅ローンの審査には通り辛いです。

以下のような借入れは出来るだけ返済してしまいましょう。

他の借入額はゼロにしよう

1.車のローン (遅延無く返済しているか確認。可能なら全額返済した方が住宅ローンは通りやすい)

2.クレジットカード (キャッシングや分割払い・リボ払いは遅延無く返済しているか確認。可能なら全額返済した方が住宅ローンは通りやすい)

3.携帯の支払いは遅延無く返済しているか

4.消費者金融機関(プロミスやアコム等)からの借入れは無いか

    まとめ

    育休中の女性が住宅ローンを借りられるのかを私の実体験などを元にまとめましたが、如何でしたか。

    問い合わせをした銀行の中でも「育休中の方がお断りです」という銀行は余りなく、他の資産や旦那さんとの兼ね合いもあるのでまずは仮審査をインターネットから申込んで下さいという回答が多かったように思います。

    もし運命の家に出会ってしまったら育休中だからと臆せず、銀行に住宅ローンを申込んでみてくださいね。
    一行審査が落ちても落込まず(実際に落ちると落込みますけどね・・・私も経験済みです)、数行チャレンジするとご縁がある金融機関が出てくるかも知れません。諦めずに粘り強く頑張って下さい。

    もし赤ちゃんの世話や寝不足でお疲れのママさんは、こちらの一括シミュレーションサイトを利用するのもオススメです
    【住宅本舗】まずはシミュレーションから

    理想のお宅に家族みんなで住めるように、育休中でも臆せず住宅ローンに申込んでみて下さい!

     

    こちらの記事もオススメです

    気軽にフォローしてね

    おすすめの記事