こんにちは。バイリンガルママのソフィアです。
今回は、USCPA(米国公認会計士)の全4科目合格するのに必要な勉強時間をご紹介します。専門学校や巷で言われている「一日20分」「9ヶ月から1年間程度」「1000時間」というは数値は本当に妥当なのでしょうか。
私が4科目合格までにかかった時間をもとに、探ります。
目次
USCPA( 米国公認会計士)の勉強時間の1000時間とはどのくらい?
1000 時間ってどのくらいの長さでしょうか。ちょっと分かり辛いですよね。いくつか事例を見てみましょう。
フルタイム勤務に例えると?
まず、フルタイム勤務に例えてみましょう。1日9時から18時まで働くと9時間ですね。1時間のランチ休憩を差し引くと、実働は8時間です。それが月曜日から金曜日まで週5日なので、週40時間となります。
- 週40時間
- 1ヶ月で160時間
- このペースで勉強できれば、1000時間はたったの6ヶ月と1週間です。(1000時間÷160時間)
社会人が勉強すると?
週末:一日7時間
週末一日は9時間
週末一日は遊ぶ/休む
週末:4.5時間
私が費やした勉強時間は?
ここから、具体的に私がUSCPA(米国公認会計士)合格までに費やした時間をご紹介します。
簡単な背景説明
私の当時の背景説明です。
- 経済学のベースはゼロ(一般教養課程でさえ単位なし)
- 数字も算数も数学も苦手な超文系4年大出身
- 仕事は営業マーケティング
- 簿記2級
- TOEIC900
- 専門学校アビタス(当時のUS Education)通学生
合格までのスケジュール
合格まで足掛け3年。勉強開始から、最後の科目を受験するまで実質2年10か月かかりました。(注意:01年は2001年ではありません)
01年8月 | アビタス無料説明会に参加(当時US Education)>>申し込み |
01年8月~02年5月 | アビタスに通学しつつ自習(*) |
01年9月~02年5月 | 8単位認定試験を受験>合格(**) |
02年6月~04年4月 | USCPAのテストに向けて自習 |
03年2月~04年4月 | 計4回ハワイとグアムで受験(当時は日本での受験は出来ませんでした)(***) |
(*)当時はアビタスにもELearningがありませんでしたので、銀座校にせっせと通いました。しかし段々様々な理由で(仕事やデートや飲み会など)クラスに通学するのではなく、講義のビデオを借りてアビタスでまとめて受講することが増えました。(ビデオですよ!時代を感じますね)
(**)USCPAは基本的には学士が必要ですが、経済学や会計学専攻でないと米大学の単位を追加取得する必要があります。しかしアビタスでは各講座の終わりに受けるテストがその役割を担っていたので、プログラムに沿って勉強するだけ特に気にする必要がなかったのは有難かったです。追加費用もかからなかったと記憶しています。
(***)2020年2月現在では、日本国内でUSCPA(米国公認会計士)は受験が可能ですが、私が受験した当時は日本受験は選択肢としてありませんでした。そのため、ハワイとグアムで受験しました!渡航費と時間がかかった時代です(^^;
合格まで費やした合計勉強時間
この間、仕事で部署移動があり忙しくなったり、プライベートでは恋愛したり別れて涙にくれたりと色々ありましたが(←誰も聞いてない?笑)平日2時間と週末合計8時間のペースで勉強を進めていましたので、平均週18時間程度USCAP(米国公認会計士)の勉強時間にあてた計算になります。この中にはアビタスの講座を受講する時間も含めています。
そこから計算すると、週18時間×52週=936時間(ただし、年末年始は勉強もお休みしましたし、途中旅行やデートもしているので、ざっくりと年間900時間くらいの勉強時間とします)
- 週18時間勉強
- 年間900時間勉強
- 合計2475時間勉強
年間900時間×(2年+9/12 ヶ月)=2475時間!
なんと、今、計算してはじめて知りましたが、4科目合格までに2475時間も費やしていました!
何故こんなに時間がかかったのか
「うわ~、やっぱUSCPAとるのやめるわ~」という大勢の読者さんの声が聞こえてくるので、少し補足をします(^^;
先程私の背景説明をしましたが、私が時間がかかった要因は大きく4つです。
1.経済学のベースはゼロ(一般教養課程でさえ単位なし)
2.数字も算数も数学も苦手な超文系4年大出身
3.仕事は営業マーケティング
4.当時のアビタスにはELearningがなかった
このひとつでも違っていれば結果は異なったでしょう。
こんな人はもっと早く合格できる
私が勉強時間が長くかかった要因を考えると、以下のような方はもっと早く合格できることがわかります。
1.経済学のベースがある方なら、全体的に理解が早いでしょう。(例えば経済学一般知識と工業簿記が出題されるBECは合格率が高いのですが、私は一度落ちています)
2.数字も算数も数学が苦手なのに、何でそもそもUSCPA(米国公認会計士)目指したの?と聞かれそうですが、その答えはこちらの記事を参考にしてください>>>月収18万円のふわふわOLだった私が5年後に年収1千万円にまでなった転職術とその秘訣
3.もし仕事が営業マーケティングではなく、経理・会計・監査にすでに携わっている方であれば、実務経験を通して全科目の理解が早くなり、結果的に勉強時間も短いでしょう
4.もし当時、アビタスに今のようなELearning 制度があれば、学校まで通学する必要がなく勉強時間は圧倒的に短縮できたでしょう
(超余談)ちなみに、数字も算数も数学も経済も苦手なのになぜUSCPA (米国公認会計士)を目指したかというと、勿論、びっくり発言が転機なのですが、「なんか将来英語が使えそうだし、海外でも働けそうだし、優しくて格好いい金髪なダーリンができるかもだし、何より会計士なんてかっこ良いじゃん!」が本心です。
はい、私はふわふわなミーハーOLでした(^ω^)
ここまで読んで、あまりに勉強時間がかかるからUSCPA(米国公認会計士)の勉強はやめようと心に誓う前に、以下の合格の秘訣を読んでください!
USCPA(米国公認会計士)合格の秘訣
継続力
合格するまで続けることです!!
USCPA(米国公認会計士)の攻略法・勉強法や受験の順番は巷で色々囁かれています。勿論効率的に勉強して合格するのはとても大切ですが、合格の一番の秘訣は途中で諦めないで、合格までチャレンジを続けることです。
私は、精神論や根性論はあまり好きではないので、このような言い方をするのは気が引けるのですが、正直な感想です。
USCPA (米国公認会計士)の試験は絶対評価です。相対評価だと周囲の受験生の出来に左右されますが、絶対評価なので合格ライン(75点)を通過すればよく、最後は自分との戦いになります。
諦めないで継続する秘訣は
諦めないで合格するまで続ける秘訣は、人生に優先順位をつけて勉強時間を確保すること。これにつきます。時間の確保の仕方については次回の記事でまとめますね。
まとめ
計算上は2475時間という膨大な時間を費やしたことになります。毎日勉強時間を書き留めていた訳ではないので、正確なところはわかりませんが、確実に巷で言われている1000時間の倍の2000時間は費やしたということです。
ただし、私はこの資格をとって後悔はしていません。USCPA(米国公認会計士)の資格を取ることでキャリアの道が開けましたし、何より一般的な経済知識を身に付けることが出来ました。数字にも少しは強くなり、ローン計算や投資をする際などの実生活でも役立っています。
そして、勿論キャリアアップをして年収もアップしました。
勉強期間は辛い時もありますが、頑張れば頑張った分だけ結果がついてくる試験なので興味がある方は、是非トライしてほしいです!費用対効果は高い試験ですよ❣️
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今後は以下の記事を執筆予定です。
>>USCPA(米国公認会計士)の総額費用と費用対効果は?
>>USCPA(米国公認会計士)独学で取得可能?
>>USCPA(米国公認会計士)は無駄?どうすれば年収アップできる?
>>USCPA(米国公認会計士)に必要な英語力は?
>>女性と資格の相性は抜群★理由を解説
>>英語好きな女子にこそおすすめしたい外資系への転職(向く人向かない人)