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こんにちは。Bilingualママのソフィアです。

赤ちゃんを授かった時から気になるのは、どの病院で出産するかですよね。
私は2人の子供を東京都港区の愛育病院で出産しました。
その経験を踏まえて、愛育病院のメリットとデメリットをお伝えしつつ、
本当に「産院 御三家」のブランド産院なのか、その真相も探ってみます。

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愛育病院の基本情報

歴史

1934年に昭和天皇が上皇陛下のご出産を記念して愛育会を設立したことが始まりです。
その後、小児科と産科が設立され今に至ります。
多くの皇室関係の方がこの病院でお生まれになった由緒正しき病院です。

詳細は公式HPからどうぞ → 愛育病院

アクセス

住所:東京都港区芝浦1-16-10
代表番号:03-6453-7300
現在は東京都港区芝浦にあります。

JR田町駅から徒歩5分
都営三田線三田駅から徒歩10分

2015年に港区南麻布から港区芝浦に移転し、アクセスが良くなったためより多くの方が通えるようになりました。
そして、移転と同時に病院も新築されたので、とてもきれいになり「立派」になりました!

移転前の南麻布時代の愛育病院(現 愛育クリニック)はかなり古くて、「本当に雅子様や紀子様はこちらでご出産されたのですか?」と思わず担当医に聞いてしまうくらいでした(笑)。
ちなみに、当り前ですが、本当にご出産されたそうです。

 

特徴

総合周産期母子医療センター

皇室御用達であることの他、ハイリスク妊娠・分娩および胎児から新生児の医療を担っています。

具体的に言うと、高齢出産や持病持ちと判断され他の産院では受け入れられないハイリスク妊婦さんを積極的に受け入れています。
NICUもあり、何かしらの問題ありと診断された胎児や新生児の医療にも力を入れています。

ここ数年で、女性人間ドック等、産科以外も充実させてきていますね。

 

母乳育児の推進

地元では「おっぱい道場」と言われる程、母乳育児に力を入れています。

もし母乳育児に決めている方や興味をお持ちの方には、向いている産院です。
マッサージもしてくれますし、助産師さんに色々指導もしてもらえます。

母乳育児にどれくらい力を入れているか、私の個人的な経験を共有させて頂きますね。

私が愛育病院を選んだ一番の理由は、「高齢出産に強い」という理由からだけで、特に母乳育児希望ではありませんでした。
しかし、第一子出産時、愛育病院は「母乳育児」にかなり力を入れており、出産当日の夜から母乳マッサージをするために、助産師さんが回ってきて起こされたほどです。

これにはビックリすると同時に、正直寝かせてほしい・・・と思いました。

私は帝王切開だったので、切腹後まだ麻酔の管が繋がった状態でも夜中に起こされたのには、正直辟易しました (;゚ロ゚))

また、第一子を出産したときは、母乳が出ない人以外はミルクはNGという風潮が助産師さんにありました。

しかし、その数年後の第二子出産時は、世情も反映してか、
「当院は母乳育児に力を入れてますが、混合育児もありですよ~」というスタンスに変わっていてビックリしました。
現在は、「お母さんは夜も眠れなくて大変ですからね。母乳とミルクの混合もいいと思いますよ」と言われる助産師さんが増えているので、「絶対に母乳育児派」でない方も安心ですね。

母子同室

愛育病院は基本的に母子同室です。

母子同室とは、緊急事態や何か事情がない限り、新生児は出来るだけお母さんと同室で過ごすため、
出産後は母子はトイレとシャワー以外は基本的にずっと一緒に過ごします。

よくドラマ等で、新生児室に大勢並んだ赤ちゃんの中で、「うちの子はどれかな~」と探すお父さんやおじいちゃん、おばあちゃんの姿がありますよね。
ああいったことは、愛育病院では無いのです。
何故なら、
基本は母子同室のため、新生児はお母さんと同じお部屋で過ごす
②愛育病院の新生児室は男性入室禁止のため、お父さんやおじいちゃんは入れません。(新生児室の奥に、授乳室があるため)

母子同室は病院選びの隠れたポイント!
新生児はよく泣きます。四六時中泣いています。ママは赤ちゃんのお世話に追われます。
特に第一子出産後は、慣れない赤ちゃんのお世話で、ママは眠る暇が本当に無いのです。
愛育病院では、基本的には朝も昼も夜も泣いている赤ちゃんは、ママのすぐ隣にいます。その為、夜、赤ちゃんは新生児室で寝て、母乳の時間になったら助産師さんが部屋に連れてくるというスタイルではないので、注意しましょう!
(私は知らずに入院しビックリしました・・・。)

しかし、この点でも愛育病院は緩くなってきており、第一子出産時は、
夜「ママが眠りたいから新生児室で預かってください」と言える雰囲気ではなかったのですが、
第二子出産時は、「お母さんも眠りたいときは、赤ちゃんを新生児室に連れてきてくださいね~。預かりますよ。」と言われる事もありました。

これは、助産師さんにもよるので、この点に理解のある優しそうな助産師さんに相談してみましょう!

 

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食事

普通の病院食です。
特別美味しくも、不味くもないというのが私の正直な感想です。

しかし、グルメなママ友の中には、「ここの食事は美味しくないので、いつも家族に差入れてもらっていたわ」という方もいます。

一般的な舌を持つ私は、「まぁ、こんなもんだよね。給食みたいだよね。」と思いました。

余談ですが、友人に「明日出産だよ。今、愛育で食事中。」とSMSしたら、
「愛育病院なのに結構質素だね。シャンパンでも飲んでるのかと思ってた」という返信がきました 。
そんなわけないでしょ笑
その時の晩御飯がこちら↓
f:id:sofiagucci:20190613121748j:image

「シャンパン」は、他の産院ではあるのかもしれないですが、愛育病院に限っては絶対にないです。
そこら辺が巷のイメージと現実が少し掛け離れている印象を持ちました。

実は、私は出産後、愛育病院の食事を食べて、胸が張って大変なことになりました><
その時のことは、こちらの記事で記載しています。乳製品が駄目なんですよね・・

費用(2019年4月改定)

料金 メモ
基本料金 自費 787,000円(5泊6日) 分娩料金、大部屋料金(4人)、食事含む
帝王切開 自費 670,000円(7泊8日) 分娩料金、大部屋料金(4人)、食事含む
麻酔分娩 自費 200,000円~ 250,000円
時間外手当 自費 20,000円 平日17:00~翌8:30、休日(土日祝日、年末年始、創立記念日
個室料金(一泊) 特室.     70,000円(※)->1部屋 洗面台、シャワー、トイレ、TV、冷蔵庫、ソファ
個室1. 35,000円 -> 15部屋 洗面台、シャワー、トイレ、TV、冷蔵庫
個室2. 25,000円 -> 2部屋 洗面台、シャワー、トイレ、TV、冷蔵庫
個室3. 20,000円 -> 13部屋 洗面台、TV、冷蔵庫

※数年前までは特室は10万円でしたが、ここだけ値下がりしています。
また、かなりお高く感じますが、このお部屋だけ、パートナーの寝泊まりOKなので、海外から出産のため帰国している方や、外国の方はこのお部屋にされていました。

どんどん、値上がりしていますね。
第一子より第二子出産時の方が、そして一年も経っていない2019年7月時点でまた値上がりしております・・・
個室選びのポイントと注意点
・シャワーとトイレを他のママと共有できれば、個室2や3でも大丈夫です。
共有に抵抗があれば特室か個室1になります。・注意点としては、一度入室してしまうと、個室1~3の中では、移動が出来ない点です。
つまり、個室3にしたけど、やはり他のママとシャワーとトイレを共有したくないから個室1か2に移りたいと言ってもそれが出来ないのです。逆も又しかりです。
・愛育病院にはNICUもあるため、12歳未満の子供の病室への立ち入りは基本的には禁止されています。
しかし、個室の場合のみ子供も入室可能ですので、第2子以降の出産であれば、これも病室選びのポイントになります。

 

私は個室3にしました。お部屋の写真はこちら↓

f:id:sofiagucci:20190613121846j:image

その理由は、
①個室料金の中ではお手頃価格②個室1は新生児室側にあるので、避けたかった。

②は、具体的にどういう事かというと、「夜中、自分の赤ちゃんが横でスヤスヤと寝ていても、新生児室にいる他の赤ちゃんの泣き声が聞こえやすい」のです。
愛育病院は基本的には母子同室ですが、夜中の新生児室に赤ちゃんは数名~沢山います!

私は眠りが浅いので気になりますが、眠りが深くて周りの音が気にならない方は、個室1で新生児室側と同じでも問題ないと思います。
確か、新生児室のすぐ横のお部屋は、個室1ですが、一泊30,000円と通常より5000円お安いと記憶してます。

料金も決してお安くはないですが、産院の御三家(愛育、聖路加、山王)の中では実は一番お手頃です。
何故なら、愛育病院だけ大部屋があるからです。
聖路加病院と山王病院は個室しかないので、基本料金がもっとお高くなります。

 

麻酔分娩への姿勢

昨今増えてきている麻酔分娩。

東京の大病院の中で、麻酔分娩を取り入れたのは遅い方だった愛育病院。

「赤ちゃんも頑張って生まれてくるのだから、お母さんも頑張りましょう。」という雰囲気でしたが、
数年前から愛育病院でも麻酔分娩を取り入れています。

無痛ではなく和痛分娩

あくまでも無痛ではなく和痛分娩だと愛育病院側は強調しています。
その為、予め出産日を決める計画出産には対応していません。
無痛と和痛の違いですが、麻酔を打つタイミングのようです。
無痛だと、陣痛がなくてもばんばん麻酔を打って、全く痛みを感じなかったと言う方もいますが、
和痛は、子宮口が3cm位になったら麻酔を打ち始めるので、初めの方の陣痛は感じます。

ちなみに、海外の先進国では麻酔分娩は割と普及しているようですね。

リスクについて

麻酔分娩にはリスクがあります。
そのリスクを理解した上で出産してほしいと、愛育病院では麻酔分娩クラスへの出席が義務づけられています。(参加費2000円)

私も麻酔分娩希望でしたが、リスクが気になっていたので、このクラス参加時に次の質問をしました。
「帝王切開でも麻酔を打ちますが、同じ方法ですか。そして麻酔の量はどのくらい違いますか」

すると、「カテーテルを入れる同じ方法です。そして麻酔量は当然お腹を切る帝王切開の方が何倍も多いです」と回答されました。

麻酔分娩クラス出席時点で、「帝王切開の可能性もある」と医師に言われていた私は、
「麻酔分娩の麻酔量は帝王切開より少ないのだから、帝王切開よりむしろリスクは低いな」と感じました。

私は医療従事者ではないので、以上は、2回出産した母の個人的な感想です。
もし麻酔分娩に迷われているなら参考になさって下さいね。

あと、助産師さんがこっそり教えてくれましたが、愛育病院でも現在は8割の妊婦さんが麻酔分娩を希望されるようです!!
正直、想定より多いです・・。

分娩予約

芝浦に引っ越しJR田町駅から徒歩5分の立地となり、よりアクセスしやすくなった為、多くの妊婦さんが愛育病院を産院として選ぶようになりました。
それに伴い、愛育病院の分娩予約が年々取り辛くなっている傾向があります。

耳寄り情報
愛育病院は紹介状がなくても受診可能です。
他の大病院は、紹介状がないと診察券も作れない病院が多いですが、こちらは違います。
もしご興味をお持ちの方は、妊娠確認から愛育病院で受診されることをお勧めします。
なぜなら、妊娠確認の段階だと分娩予約が取りやすいからです。

私は、妊娠5週の心拍確認後に愛育病院に分娩予約を入れようとしましたが、その時点で何と「いっぱい!」と断られてしまいました。

ですので、絶対に愛育病院で産みたい!とお考えの方は、妊娠してると感じたらすぐに愛育病院に電話をして予約を取ってくださいね。

電話番号:03-6453-7311

 

分娩予約が取れない時の裏技

愛育病院ではオープン・セミオープンシステムを導入しています。(詳細は以下抜粋にてご確認ください) 

【オープンシステム】
妊婦健診は登録診療所を受診、陣痛が始まるまで診療所を受診します。分娩の際は愛育病院に入院し、登録診療所医師が愛育病院に来て分娩を扱います。

【セミオープンシステム】
妊婦健診は登録診療所を受診、妊娠34~36週以降は愛育病院を受診します。分娩の際は愛育病院に入院し、愛育病院の医師が分娩を扱います。

 

まとめると、「妊婦健診を近所の提携クリニックで受けてくれたら、分娩は愛育病院で受け入れるよ」というシステムです。

愛育病院で妊婦健診を受けて且つ出産する人の分娩予約は埋まっているけど、他院で妊婦健診を受ければ、分娩予約は取れることがあるのです!!

私は、このセミオープンシステムを利用しました。

近所のクリニックで妊婦健診を受けて、分娩は愛育病院でしたわけです。

分娩予約は「妊婦健診も分娩も両方愛育病院の人」から埋まるので、このセミオープンシステムを活用しない手はありません。

以下が、セミオープンに対応しているクリニックです。

 

どんな妊婦さんがいるの?

どのような方が愛育病院で出産するのでしょうか。

統計など客観的数値があるわけでもないので、これは、私の個人的な感想です。

  • 近所の方
  • 高齢出産の方
  • 海外の妊婦さん (私の入院時は中国、アメリカ、ドイツ、フィリピン人等がいらっしゃいました)

勿論、港区以外のかたも、若い妊婦さんも多くいらっしゃいました。そして、90%は日本人です。

 

ママ友は作りやすい雰囲気なの?

初めての入院、出産と育児は不安なもの。ママ友が出来ると心強いですよね。

愛育病院でお友達を作る場所は主に2箇所。
①大部屋で他のママさんと仲良くなる
②授乳室で他のママさんと仲良くなる

私は、第一子出産時は授乳室で多くの新米ママさんと交流させていただきました。
何人かとはLINEも交換もして、育児で判らないことが出てくるとお互いに連絡して励まし合っていましたよ^^

 

まとめ

如何でしたか。

妊娠・出産は女性の人生の中でも一大イベントです。
大切な赤ちゃんを無事産むためにも、産院は納得のいくまで調べて相性のよいところを選びたいですね。
医療技術、母乳育児や母子同室への自分と病院のスタンス、アクセス、費用や上のお子さんがいるのであれば病室に入れるかも産院選びのポイントになりますね。

最後に、産院の御三家と言われますが、やはり皇室御用達という点が大きいと感じます。
個人的には他の2院(聖路加病院と山王病院)と比較すると、運営にお役所的なところがありますし、少し「カスタマーファースト」の視点が抜けているように感じます。
ものすごく雑な言い方をすると、愛育病院は優秀だけどちょっとお堅い国立東大、聖路加と山王病院は華やかな私立の慶応や青学と言ったイメージでしょうか。
(医療レベルの話ではなく、あくまでも雰囲気やイメージの話ですので悪しからず・・・)

現在は徐々に改修されきれいになってきていますが、南麻布にある昔の古くて(ぼろかった・・)愛育病院(現 愛育クリニック)にも通っていたので、
正直ブランド院と言われてもピンと来ないですね・・・。

しかしながら、移転後の愛育病院は大きく立派、そしてきれいになっています!
ご興味のある方は、一度訪れてみて下さいね。

私は、総じて愛育病院での出産に満足しています。
少し、事務処理に改善の余地ありと感じますが、場所も便利ですし、医療技術も高いと評判なので、
高齢出産や持病のある方は安心して赤ちゃんが産めると思います。
この記事を読まれた方の少しでもお役に立てたなら嬉しいです。元気な子を産んで下さいね^^

 

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